下痢
お子さんが下痢を起こしたら、便の色と量、一日に何回下痢をしたかを主治医に知らせましょう。
下痢を防ぐための方法は以下の通りです。
- やわらかくて刺激のない物(クラッカー、スープ、ご飯など)を食べさせましょう。
- 一度にたくさん食べさせるよりも、少しの量を何回かに分けて食べさせましょう。
- 香辛料の効いた料理、揚げ物、脂肪分の多い食べ物は避けましょう。
- 食物繊維の多い食べ物(果物、野菜、サラダ)は避けましょう。
- 糖分の多い物(ジュース、キャンディなど)を控えましょう。
- 牛乳や乳製品を制限するべきかどうかについては主治医と相談しましょう。
親御さんへのアドバイス:
- 下痢が起きている時は、水分を多めに摂るようにお子さんを励ましてください。
- ご飯、汁麺、おかゆ、缶詰の果物のような刺激のない物をあげましょう。
- お子さんが乳糖(ラクトース)を消化できない場合(乳糖不耐症と言います)、牛乳や乳製品は下痢を悪化させます。乳糖不耐症は特定の治療の後に発症する場合があります。乳製品を摂るのをやめるか、あるいはラクトースを含まない乳製品(食料品店で入手可能です)を購入しましょう。米国では薬局でラクトースを含まないドロップを販売しています。お子さんのために役立つ製品については栄養士に相談しましょう。
- お子さんの食事に含まれる食物繊維の量を減らしてください。
- 加熱した野菜や缶詰の果物を食べさせるようにしましょう。タネや固い皮のある物、豆類、ブロッコリー、とうもろこし、玉ねぎ、ニンニクは避けてください。パンやシリアルは全粒粉のものを避け、代わりに、精製されている白パンや普通のシリアルを食べるように言ってください。
- 腹部がけいれんしている場合は、ガスを発生させたりけいれんを引き起こしたりする可能性がある炭酸飲料、豆類、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどを食べさせないようにしてください。
- 脂肪分の多い料理や香辛料の効いた料理が下痢を引き起こす場合には、それらを食べさせないようにしてください。
- 食べ物は少量を何回かに分けて食べるように勧めましょう。